2020年9月22日火曜日

秋田ツアー2泊3日の旅(後編)

男鹿ボルダーの水没具合にやや萎えたため、二日目は行き先を大きく変えて岩館ボルダーへ。ナガハマコーヒーという地場のチェーン店で優雅にコーヒーを飲み、秋田市街から北上して、ソフトクリーム目当てで大きく目的地への道を逸れつつ、午後1時ごろ青森との県境付近にある岩館海岸に到着。

逆さにしても5.1秒落ちないソフトクリーム

YouTubeの動画を参考に岩館海岸周辺を探索してみる。が、全くそれっぽいボルダーが全然見当たらない。今一度ググってみると岩館ボルダーと言いつつ、場所は秋田の岩館ではなく、青森の深浦町という場所にあるという。完全に騙されてて笑った。

ようやくエリアにたどり着いたときには2時を過ぎており、しかもアプローチの途中でクライミングシューズを落として一時紛失する。海岸沿いのカンカン照りの中、30分近く汗だくになりながら来た道を2往復ぐらいして、ようやく迷子になっていたシューズを発見した。このときにはもうグダグダ。

休憩がてら嫁の登りを応援し、ようやく課題に取りつく。まずは初段のグランプリSD。これ、初手がクソ悪い。セパレートスタートのようだけど、左手がほぼほぼ持てず、しかも右手のカチも結構わるい。加えて足が深くて細かい粒なので初手を出した瞬間に脚が切れて、マットをこすってしまう。これは5回ぐらいスタートを試して、結局、初手を出したらマットにすらないようにとにかく頑張るムーブを選択。超ゴリ押しで初手を止めたトライでそのまま完登した。とにかく初手核心の課題でした。

次は湯女(ユナと読むらしい)。こちらも初段。140度ぐらいの傾斜がある面のカンテをコンプレッションでガシガシ登っていく課題。コンプレッション大嫌いマンだが、最近は広背筋を意識した登りを習得しつつあるので、コンプレッションポイントで頑張りをみせる。こちらも下部、中間部で5〜6回ぐらい落ちた末に何とか完登。

これにて日没。日本海の綺麗な夕陽をバックに岩場を立ち去る。夕飯は「とっぴんぱらりのぷ」という謎の名前の郷土料理屋にトライ。こちらのムーブは大正解だった。地鶏や魚、きりたんぽなどを堪能し、前日と同じ温泉で1日を〆ることができて、満足な1日となった。


最終日は、男鹿ボルダーへ再チャレンジ。宿をチェックアウトし、海鮮丼を食べ、ソフトクリームに歓喜し、13時過ぎにカンカネエリアへ。

しょっつるソフトクリーム

晴天の霹靂と鱗の岩だけしかこの時期は登れないと聞いてたので、とりあえずそちらをチェック。晴天の霹靂はクライムダウンで鬼のようにメンタル消耗しそうだったので、パス。鱗をトライする。

鱗は初手の強度が高いことと、中間部の足さばきからリップ一手手前のガスどりが宜しくない。加えて、ランディングが非常に悪い。リップを取り振られに耐えられなければ、大きく下まで落ちていく。この日は直射日光が非常に強く、日向にいるだけで体力消耗した。何度かトライして、スタートから中間部まで達したものの、メンタル的にも危ないムーブをやる気が起きずにそのまま終了。

そんなこんなでシーズンインの外岩ツアー第一弾が完結。2泊3日で完登数4つという何ともしょぼい感じですが、楽しかったので大変満足いたしやした。





0 件のコメント:

コメントを投稿

鳳来でコカ day2 12/10

かすかな希望を携えてコカday2。 有給での鳳来なもんだから誰もいない。 人間という生命体が自分1人だけの自然な空間でコカをひたすらバラしていた。 全てのバラしは完了したもんだからつなげてみる。繋がる可能性はまだ微塵にも感じない。でも絶望も感じていない。 多分、そのうちいける...