2015年1月29日木曜日

ジム課題のグレード決定方法について 

アメリカでのホームジム、Earthtrek Climbing Center。
このジムは、不定期にボルダーのルートチェンジが行われる。
不定期と言ってもかなりの頻度。最近は週一でどこかしらの壁のルートチェンジを行っている。
ちなみに、全米でもトップクラスの広さを誇るこのジムは、ボルダーの壁だけでも8~10面ぐらいある。

セットは、ジム専属のセッターによるもの。
毎回違う趣向の課題を作ってくれて、常連を飽きさせない彼らの仕事には脱帽です。

そんなEarthtrek Climbing Center、課題のグレード決めに関して新たな取り組みを最近始めたようなんです。
それがこれ。
 これ単なるボードだけど、ボードには新たにセットした課題の名前とセッターによる想定グレードが貼られている。
これに対して、客が課題を完登したら、自分の体感グレードと「面白さ」をチェックしていくという仕組だ。
5日間ほど、客にグレードをチェックしてもらったら、その結果をもとに各課題のグレードが決定される。
そんな仕組だから、例えばセッターがグレードをV6と想定した課題でも、客の意見を反映し、V7やV5に変わることがある。

自分的には、「この課題のグレードは甘い」とかぶつくさ考え、ボードに体感グレードを書くのはちょっとした楽しみだったりもする。

こんな風に客と一緒にグレードを決めるっていうのも面白い取り組みだと感じた。

2015年1月25日日曜日

Sendage / V7 Earthtrek (Rockville)

「1月中にV7を3本完登」するという目標をとりあえず本日達成した。
下の写真は今日登ったV7。


壁の傾斜は125~130°ぐらい。
左右にトラバースしながら、上に登っていくもの。全体で14手あったけど、最近はその程度でも長く感じないようになった。

核心は中央のピンチから、左のカチに移るムーブ。
ピンチをとる際のムーブが最初は完全に間違えていたので、ずっと手詰まりだったが、ある少女がやっていたムーブを取り入れることでつなげることができた。
うん、要はオブザベが下手くそすぎる + 発想が貧困(頭が悪い)ってことだ。

自分的にはパワーよりも腰と足の使い方を改めて意識する課題だった。
まぁ、強い外人は、そんなこと気にせず登ってた感がある。「ピンチを持つ手がデカイから有利なんだろ」って僻んでおこう。


感想はさておき、これでとりあえず1月中の目標は達成したんで、月内はその他のV7をちょこちょこ触ることにしようかな。

2015年1月15日木曜日

1月前半

2015年になり、もう既に半月が過ぎようとしている。
月日が流れるのは早いもんだ。

長かった冬休みも5日に終わってしまった。
学校が始まる前に最後の登り込みで体にムチを打ったところ、学校が開始すると同時に風邪を引くという始末。
初めてアメリカの病院に行き、薬をもらうことに。この薬が最初めちゃくちゃ効いた気がして、全く安静にしてなかったら、結果一週間も風邪が長引いた。

この14日の間にジムに行った回数は、たった4回。
もっと登りたかったと思う反面、ブラジル人とのフットサルでの死闘で痛めた膝が完治するなど、十分なレストになった。

1月中の目標は、V7を最低3本クリアすること。
レストのお陰かもしれんが、今日一本落とすことができた。

160°程度のルーフから緩傾斜に抜ける長いルート。
全部で16手ぐらいあったな、あれは。
最後はパンプしながらも声を出しながら完登してやった。
降りた時には、2,3人の外人から拍手で迎えられた。
日本人のクライミング見せつけてやったぜ。。。

その後、他のV7課題に取り付くが今んとこ目処が立たない感じ。
残り半月で最低限2本。なんとかクリアしたいところです。



2015年1月2日金曜日

2014年と2015年について

【2014年振り返り】

2013年後半は留学試験の準備のため、ほとんど登ることができなず弱くなったが、2014年に入ってからは、コンスタントにジムに通うことができた。

1月から2月にかけては集中的に登り込み。3月頃にはかなり調子が上がってきた。
ロッキー品川で1月から行われていた「月末マッチ」では一時総合順位でトップに立つなど、三十路を手前にしてまぁイケイケモードだった。

しかし、その矢先の4月頃に指の腱を痛め、本気トライがあまりできなくなった。クライミング始めてちょうど2年ぐらい立つ頃に経験した初めての故障だった。
5月~7月は、仕事がやや忙しくなったこともあり、ジムへ通う頻度も若干減り、7月の後半は渡米の準備で、ほとんど登れなくなる。
そんな中でも7月にクライマー仲間から結婚祝い兼送別会もしてくれて本当にありがたかった。

8月、いよいよ自由の国アメリカへ。仕事から開放され、自由(?)にボルダリングができる生活が始まった。渡米2日後にVirginiaのジムで登り、1週間後には、コンペに参加するなどかなりいい感じのスタートを切ることができた。

その後は最低週3日、3時間をコンスタントに登ることができ、フィジカルはそれなりに向上している。
痛めていた指の腱も、登れない期間があったことに加え、カチ持ちを極力避けるようにした結果、回復してきた。副産物として、オープン持ちとピンチは以前よりも良くなっている。
スローパーも元々苦手意識が強かったが、今ではそこまで嫌とは感じない。
ただ、ファットピンチに対しては前から全く進歩はない。

コンペには、渡米後、現地のジムのやつに3回参加。
これ自体かなりいい経験になった。
1回目はIntermediate Classでの参戦だったが、それ以降はAdvanced Classで戦い、それなりにやっていける感触を得た。

ただ現在の実力では、V6が限界。V7を年内に1本登れたが、お買い得課題だったので、V7ではないと考えている。

アメリカに移ってきて大きく変わったのは、いろんな壁になれることができたこと。これは現在通っているジムは壁の種類が本当に多彩なおかげ。
日本にいる時は、違うジムに行ったら、同じグレード感のものが登れないということがままあったが、こちらではあまりそういうことを感じなくなった。
ただ、唯一変わっていないのがバルジ壁が苦手ということ。特に強傾斜部から角度が変わる「抜け」の部分のムーブが下手くそであることを再認識した。

ボルダーはそんな感じ。
ロープについては、クリスマス後に嫁のハーネスを買って、とりあえずトップロープを再開。
トップロープのくせに11dすらも落とせない醜態と非常に情けない結果だった。


【2015年目標】

まずは怪我がないようにコンスタントに登っていきたい。
ボルダリングについては、とりあえず1月中にV7を3つ落とすことが目標。
2月からV8を触り始めて、4月までに少なくとも一本は落とす。
リードについては、2月までに5.12aを落とし、4月までに5.12cぐらいまではいきたいかなという感じ。
5月から7月は3ヶ月間は試験勉強でほとんど登れなくなりそうだから、それまでにできる限り強くなりたい。

鳳来でコカ day2 12/10

かすかな希望を携えてコカday2。 有給での鳳来なもんだから誰もいない。 人間という生命体が自分1人だけの自然な空間でコカをひたすらバラしていた。 全てのバラしは完了したもんだからつなげてみる。繋がる可能性はまだ微塵にも感じない。でも絶望も感じていない。 多分、そのうちいける...