2021年12月15日水曜日

鳳来でコカ day2 12/10

かすかな希望を携えてコカday2。 有給での鳳来なもんだから誰もいない。 人間という生命体が自分1人だけの自然な空間でコカをひたすらバラしていた。 全てのバラしは完了したもんだからつなげてみる。繋がる可能性はまだ微塵にも感じない。でも絶望も感じていない。 多分、そのうちいける。あと少しで。 本当に久しぶりに一つの課題だけやってる。 そんな時期があってもいいもんだ。 何も登れなくても、すぐに手に入る完登をただ消費するよりも、痛みに顔をしかめながら一手一手成長を感じながら日々を過ごすのも悪くはないはずだから。 by 詩人・バシイシバシ

2021年12月14日火曜日

鳳来でコカ 12/4

この日はフクベに行くかと思いきや、存外、天気が悪そうなので冬の定番鳳来へ。久方ぶりに花夜叉エリア。狙いは、コカとゾンビーバー。 ハスコラでアップしてコカのトライ開始。触ってみるとポッケまぁまぁ気持ちいい。下からやってみるとクソ悪い。ただ、瞬殺されるほどの悪さではない。 3〜4時間ほどひたすらばらして、一箇所以外はムーブ完成。でもつなげのイメージにはまだまだ程遠い状態なので出直しで。今シーズンに打ち込んで、登っておきたい。こういう課題に向き合うのを自分は待っていたのです。 コカの後は白道ルーフに移動して、ルーフの無名 初2段。安定の敗退。いつか登れる日が来ることを信じて、来週も鳳来いきたしなぁ。 にしても、肘痛いのダルし。

2021年11月28日日曜日

フクベ→豊田 2021/11/27~28

 21年11月最終週。この週末はかみ合わせがよくない。

土曜はフクベ。ラメントのエリアに初めて行ってみて、ウイメンを登り、その勢いのままいろんな課題を落とそうと前日から意気込んでいた。鼻息が荒すぎた。大体、こういう日はろくな事がない。

エリアには自分一人だけで、静かに集中してウイメンと対峙していた。結果、2時間もしないうちに、鳳来でぱっくりした古傷の左人差し指ぱっくりマンが、こんにちわし始めてきた。指皮に穴をあけるのは、向こう1週間のクライミングに影響が出るため、ご免被るということでウイメンは敗退。

あれだけ前日鼻息を荒くしてたからこそ、この敗退はメンタルに来た。とは言え、まだ12時にもなっていない時間帯。帰るわけにもいかないので、トポに記載のある初段の課題、玉虫を探してみる。が、まったく場所がわからない。トポの書いてある付近を探したけど、それっぽいのまったくなくね!?

岩探しでも敗退し、エリアを移動しようと車に向かう途中、当然だがラメントの岩がある。誰かいたらガルボでもやろうかなと思い覗いてみる。誰もいない。結構の高さのある課題。ソロではやめておくか。と思ったけど、ホールドはポジティブそうだからトライしてみる。これは3トライ目で上部まで突入したけど、手が悴んで危険を感じたため降りる。久しぶりに手の悴みを感じた。この感触が懐かしい。そんな季節が到来してきたんだなぁと実感。

次のトライでは手が悴む前に登り切ろうと思い、テンポよく上部に突入。ガバ地帯に到達した時点でかなり慌てた。前日もそうだし、この日の明け方も雨が降ってたフクベ。中間部までは岩のコンディションに問題はなかったがガバ地帯が濡れ濡れ。完全な向こう見ずでリップまで突っ込んだ。結果、何とか登れたが、正直危険をコントロールできてたわけではなく、いつ落ちてもおかしくなかったかもしれない。そんなクライミングをしてしまったことを少し反省した。

ちょいもやもやしつつ上流エリアへ移動。以前、敗退したエメルを今日こそ登るべく向かった。結果、めちゃくちゃ苦戦しつつ、何とか完登。あとで動画見返すと、クッソうるせーなと思うけど、大声出さないとやりきれない気分で核心の一手を止めた。



エメルもサクッと終わらせるつもりだったのに、超苦戦したのでこちらももやもや。もう少し登りたいと思い、バックドロップの岩へ。Tバックでもやろうかと思ったが、まだ登ってなかったバックドロップを触ることにした。こちらは一撃かとおもいきや、10回ぐらい打ち込んだと思う。選択すべきホールドをミスってたり、ムーブをミスってたり、足がすこすこ抜けたりと。最後に登れた時は、もう満身創痍の状態。結構、登りずらい1級課題だと思ったけど、まさかこんなに苦戦するとは。てことで、この日もはや定番となった「完登後にもやもや」をこの課題でも味わう。

もやもやしたままおわりたくないなぁと思い、枕岩とかUFO岩を見たけど、登る意欲もわかず雪も降ってきたためこの日は撤収。翌日、豊田でよきクライミングをしようと心に決めた。

そうして朝を迎えた日曜日。この日は神越でStormを登ることにした。

家でストレッチをして、松平地区のさらに先にあるパン屋「昇匠」でパンを大量購入。松平ICを降りて神越に向かう人にはここがおすすめ。隣にファミマもあるのでよいよ。

10時半過ぎにエリアに到着。ぼちぼち岩を触り始める。Stormの隣にあるビビン波を冷やかし程度に触りながらアップも済んだところで、いざトライ。完全に得意系かと思いきや、二手目のランジが悪い。色々と工夫して、二手目のホールドには完全に手がかかるようになったが、しっかり止まらないと指皮への負担がやばい。

ちゃんと止める気で、二手目を取りに行ったトライで左手中指の指皮がごっそり持っていかれ大量出血。めっちゃ痛い。この瞬間に超意気消沈。テーピングで応急的に止血をして帰宅。前日にウイメンで指皮を温存したくせに結局、今日ですべて台無しになるんかい!? 

もう、もやもやが昇華して、ぐちゃぐちゃな感情の中、帰宅。途中、紅葉の景勝地、香嵐渓を通ったが、観光客の波で鬼のような渋滞に巻き込まれ、イライラを増幅させて家路についたとさ。

とな感じで非常にかみ合わない二日間を過ごした。来週はもっと良い休日を過ごしたいもんだ。

2021年11月23日火曜日

小川山 2021/11/20

 小川山。いつぶりだか全く思い出させないぐらい久しぶり。東京に滞在してた帰り、愛知にまっすぐ帰らず寄り道してみた。

ちなみに自分で運転していくのは初めて。朝の中央道で2度も渋滞にはまり、トータル3時間半ぐらいで到着。遠い。

到着後、タニータニーやN村さんと合流。まずはタニータニーのお目当てというThe two monksへ。マットが潤沢にある良い岩場ですね。

登り始める前に先客のトライを拝見。すごく入念にオブザベするものの一発目のトライは無事二手目ぐらいで落ちる。2便目からリップをお触りできた。リップまぁまぁ悪し。

もうちょい打ってるとようやくリップが止まって、マントルトライタイム。単純に身の危険を感じ、地表へ勇気ある撤退。

ここからリップとれない沼にハマったけど、保持力メインでリップを止めたトライでマントルを決めた。マントルはクッソ悪かった。今年登った中で最恐のマントルに間違いない。


僧侶になった後は逆モファットトラバースを早々に敗退し、むかーし敗退したミケをサクッと落としに向かう。

ホールドを確認して一便目で無事リップまで左手が届かない。脳内イメージでは余裕で届いてたはずが届かない。何かの間違いだろうと2便目、3便目とトライするも届かない。冷静になって、動きを修正してようやくリップを叩き無事完登。できないかもと一瞬思ったけど過去の自分を無事超えることができて一安心。



最後に初段を一本登るべく太鼓判へ。この課題はムーブ解析ができなければまぁまぁむずい一本。ムーブ解析が天才的なN村さんの的確なご指示をいただき無事完登。N村さんのアドバイスで実際に中間部を解決できたときには感動すら覚えた。頭のいい人と外岩行くといいことある。

これにて久方ぶりの小川山は終了。帰りは焼肉食って、温泉入って愛知に帰郷。中部横断道経由、新東名で3時間近くかかって、マジで遠いなぁと思ったけど、また来年も行こうかなと思います。

2021年11月19日金曜日

2021秋シーズンイン

 久方ぶりにブログを更新します。


もうすっかりシーズンインな2021年秋。梅雨から夏にかけトレーニングを積み磐石な状態でこのシーズンを迎えた、はずだった。

どっこい、蓋を開けてみると梅雨から夏にかけ常に身体のどこかしらに痛みを抱える状態。痛みが悪化しないように登るのが精一杯。半年以上痛んでたいた左肩がようやく良くなったと思ったら、次は右肩が痛むってな感じで。

そんな悪循環に加えて、体重はレコードブレーキングの63kg。デブです。在宅ワーク+車中心の生活になったが故に歩く量が減ったのが悪さをしている模様。てなことで1日10,000歩を目標にして散歩、ランニングなんかも取り入れた。

そうこうしているうちにシーズンインしていた。そんな感じだから大して登れない。まずは恵那に2週連続で通うも精々初段が1、2本登れるのが関の山。お次はフクベ。ハッパマシンガンをサクッと終わらせるつもりが全然できず泥沼状態。癒しを求めて豊田で優しい課題を登るなどをしてたのが10月半ばまでの私。

少し転機を見せはじめたのが10月下旬から。この頃からようやっと体重が60kg台に落ちてきた。アダムスシキー腸活とやらをテキトーに実践してみると、面白いように体重が落ちていった。体重が落ちるだけでなく、身体のキレも出てきてだいぶ感覚が良くなった。幸いにも両肩の痛みもほぼなくなり、ビーストメーカートレーニングも再開。そうすると調子上がってくるもんです。

10月末、YouTuberクライマーの草分けにもかかわらず今や泡沫YouTuberのリクオリティ氏+旧品ロキメンツ(もう誰も品ロキで登ってない)で恵那に行く。この時はもうホントなんもできなかった。調子いいと思ったはずがそうでもなかった日。

まぁ、この時の悔しさたるや筆舌に尽くし難しでして、その後の一週間は良き食事法もトレーニングと言い聞かせ実践し、クライミングジムが休みの日以外は毎日登りに行った。強傾斜の日→スラブの日みたいなローテーションで。

んで、白川に赴く。ここではまぁ沢山登れた。グレーディングは明らかに甘いけど、雷鳥SDを1時間程度で落とせたことが収穫だった。



最近、クライミングのハウツー動画を通じて、身体の使い方の引き出しが増えた。特に楢崎智亜氏の解説動画はめちゃくちゃ参考になる。あと、ロックビーンズの室岡さんの部活動。こっちは正直、動画見ても訳分からんことだらけだけど、色々自分なりに解釈していくと発見があったりするもんだから面白い。

引き出しが増えたら後は登りながら出来なかった箇所に対して、どの引き出しを使うか、その場その場で決めていく。これが世にいう修正というものなんだなぁとしみじみ思う。てことで修正力もある程度ついてきた訳で、雷鳥SDを比較的短時間で登れたのはその成果ちゅうことなんすわ。

11月2週目は鳳来で艶を登る。3段と思い込み登れた時は意気揚々としていたが、後からネットで検索すると「限定」の二文字があるではないか。たしかにYouTube見てると限定と思しきムーブで登っている人が複数いる。まぁ、またいつか再登しにいきます。いうて、下部が今まであまりできてなかったことを考えると、成長の証ということでそこは素直によろこんでいる。



直近は東京に帰ったついでに御岳。この日は、ザ・空回りの極みデイ。無駄に生き急いで指皮両手とも切り裂いて13:00には終了。調子が上がっててもこういう日はある。


総括、ぼちぼち調子が上がってきたのでシーズン通じて頑張ります。



2021年5月21日金曜日

恵那

5月15日恵那。天気予報は曇り。最高気温は25度。湿度は結構高め。

まだまだシーズンは終わっていない。そう思いつつ、恵那の里エリアへ。

この日は、里エリアの初段以上の課題を触って、たくさん完登するぞと意気込んでいた。自分が思っていた以上に前日から鼻息は荒かったろう。その証左に朝目覚めたのは6時頃。朝、早すぎ。

朝食を済ませ6時半過ぎに家を出る。途中コンビニに立ち寄って恵那の記帳所には745分についていた。正直眠い。岩場で仮眠するか。しかし鼻息が荒いため眠ることもできない。

岩場につき、まずはツェバーバにトライする。自分は初段ぐらいサクッと落とせるクライマーにもうなっているんです。ホールドもポジティブだし、余裕そう。少しだけマントル周辺でアップをして、さっそくスタートからトライ。SDスタートだけど、まったく離陸できずに終了。クッソ悪くて笑った。可能性ほとんどゼロの状態でした。どうしたらこういう課題できるようになるんだろう。初段ぐらいサクッと落とせるクライマーでもなんでもなかったです。たんに鼻息荒い系クライマー。

ツェバーバには早々と見切りをつけて、過去敗退している飛行船へ。敗退したのは1年半前かそこら。そのころに比べて今の自分は保持力あり系クライマーにもうなっているんです。サクッと落とせるイメージしかないので、さっそくトライ。早々に中間部の左手カチどりまで到達する。ただ、カチとった後がいまいちうまくいかない。あーだこーだ試しているうちに気づいたら左手人差し指が裂けていた。突如到来した戦意喪失の波。まだ11時前ですよ。指皮終わるの早すぎ。メンタル大崩壊したので帰宅することも頭にちらつく。ただ、帰るのもあほくさいので、テーピングで応急処置。とはいえ、それまで満ち溢れていたやる気は戻ってこない。とりあえずそこら辺にある3~6級ぐらいの課題を登ってみる。

気が多少晴れたので、近くにある幾何学をトライしてみる。こちらはスタート時に身体が横の岩にあたってしまう核心。10トライぐらいして何とか初手を止めて完登。坊主を免れ多少メンタルを持ち直すことができた。



裂けた指は左手。どうせなら右手も捧げてこの日を終えるかと思い、ユビサキキにトライ。4回ほどトライして、手も足も出ないことを痛感した。カチが弱すぎて指は裂けるまでにも至らなかった。自分は自称カチラーだが、ユビサキキやフクベの冬の火、白川のアンタゴニストなどのリアルカチには全く対応できない。自分は単にピンチやスローパーに比べたらカチが多少得意といったレベルに過ぎないクライマーなのだ。情けねぇぜ。

ユビサキキの合間にデブリードマンをトライするも、こちらも意味わからず終了。下山がてら初段を触ろうと思い、ジェンガへ。ジェンガって結構簡単な初段って聞いたことがあるんですよね。岩の前に着くと先客がいるので、サクッと落としちゃうと嫌な感じのマウンティングおじさんになっちゃうなぁと思いながら、一緒に混ぜてもらうことにした。結果、ドハマり。誰だ、これを簡単って言っているやつ。結局1時間、いや、それ以上の時間を費やして何とか登れた。登れた時は安堵感しかなかった。



最後に、駐車場近くのフーとカケナガシをトライ。これらは全くできる気せず。

初段たくさん落とすぞーとかいって鼻息荒く岩場へ向かうのはマジでろくな事がない。これからはもっと慎ましく岩場へ向かいたい系クライマーになります。早々に指皮やられた割には17時ぐらいまでよく粘った。その点だけは評価できる一日。

ちなみにこの日の恵那は結構蒸してて、コンディション的にはもうシーズン終わりかけていた。虫も多くて、虫よけを持参忘れという致命的な失態を犯した自分にとっては本当に不快な環境。みんなは蚊取り線香と虫よけ忘れないようにね!

 

2021年5月9日日曜日

GWの外岩④

 GW最終日は鳳来へ。午前中、豊橋に用があったので次いでに鳳来って感じ。下道で豊橋から鳳来へ行ったけど1時間以上かかって萎えた。

ブログを書くのがやや面倒になったので一言で済ませます。


艶、トライして無事敗退!


あとは、備忘録。

  • 五月初旬でも鳳来はコンディションはそこまで悪くない
  • 梅の湯気持ちいい!

以上

鳳来でコカ day2 12/10

かすかな希望を携えてコカday2。 有給での鳳来なもんだから誰もいない。 人間という生命体が自分1人だけの自然な空間でコカをひたすらバラしていた。 全てのバラしは完了したもんだからつなげてみる。繋がる可能性はまだ微塵にも感じない。でも絶望も感じていない。 多分、そのうちいける...