2018年4月2日月曜日

鳳来 2018/3/31

3月末、今シーズン最後の鳳来。
年始から触っていたオークがなんといっても最大の目標であったわけですが・・・

なんやかんや指が痛い。
調子悪い。
やる気でない。

ってことで、遠路はるばるクライミング気分、いわゆるエンクラ気分でやってきたわけであります。



高速降りたらいつものファミマで記念写真。
無駄に写真撮りたくなるのが鳳来のファミマ。

撮影会が無事終わったのでお岩へ移動。
まずは花夜叉・ゲルニカエリアへ。

花夜叉・ゲルニカエリア。貸切でした。

最近ボルダリングブームでさ、外岩もすげぇ流行ってるなぁって、御岳やら塩原行くと感じるんだけどさ、鳳来って何なの!?
なんでこんなにも人気(ひとけ)も人気(にんき)もないの!?

人が来ないのはありがたいんだけど、こんな素晴らしいエリアに人がいないってのはマジマンジ不思議。

まぁ貸切なのは大変大変ありがたいんですけどね。
オークをやるとき以外はね・・・

くだらない話はさておき、ハスコラでアップしてから仲間とゲルニカ岩へ移動。
マットは残置一枚と我々ので三枚のみ。
オークやるには心許なさすぎだね!

とりあえずのんびーり指をカチに慣らしながら、仲間がレストしてる合間にマット移動させて、ちょろちょろオークをトライ。
ちょろちょろトライするぐらいでオーク出来たら苦労しないね!

なんつーか初手からホールディングがしっくりこなくて、なかなか中間部へたどり着かないんだわさ。

ようやく初手のピンチのしっくりくる持ち方が見つかり中間部へたどり着くも、中間部は中間部でなんつーか足位置がしっくりこなくて、なかなか上部へたどり着かないわけさ。
前回も同じところまでは来たけど、そこから先に全然進めないタイムに突入。

と思ってたら、ようやくいい足位置を発見。
おもいっきし右手飛ばしでガバをとりにいったら、鬼のように足が切れたけど止まった。

これでようやくリップ手前のホールドへ。
んでたんこぶみたいな、どガバみたいなリップを見上げてみる。
やたら遠いし、やたら暗く感じる。

130~140°ぐらいある強傾斜のゴール手前で見上げるリップ。
高さ約5メートぐらいの地点から見上げるリップ。
すんげぇダークでネガティブな感じしかない。
手を出す勇気もスタミナも皆無。

取りあえずリップに手を出さず、そのまま垂直に落ちた。
落ちた後、はぁはぁいいながら無性に興奮する33歳。
楽しいけど怖い。怖いけど楽しい。不思議な感覚を覚える33歳。
これだからクライミングはやめられねぇ、って気分になる33歳。

そんな33歳。結局もう一度リップ手前まで行くものの、またしても最後の一手が出せずオーク終了。
しかし、一歩か二歩ぐらい進んだのでだいぶ満足して、乳岩エリアへ移動。

乳岩エリアではルーフ・一本指超人が現身4段+をトライするというのでお供。
自分はちょっと昼寝をした後、たゆたいを再登して動画に残そうと思い立つ。

たゆたいはというと、前回登った時は下部にすげぇ苦手意識があったんだけど、この日は一便目から下部が余裕すぎて余裕すぎて超絶好調やんと思い、核心の右手一本指ポッケで体固めてスタでピンチ取ろうとしたら、一本指を鬼のように伸ばして見事に死亡。

久しぶりにアホなトライした。
調子に乗るとろくなことがないのがクライミング。
反省しながら再度眠りにつく。

起きたら辺りは暗くなり始めてそろそろ下山をしようとしたところ、一本指超人が現身4段+をとうとう登りやがった。

マジで強い。
鳥肌立った。
感動した。
結構でかい声で「カモーン」と叫んだ。

日が暮れた暗闇の山の中、ライトに照らされた一本指超人をカモーンと叫んで鼓舞するオジサン。
はたから見たら気持ち悪いというか、マジで理解不能な光景だろうが、兎にも角にも最高のクライミングに立ち会えたことがこの日のハイライト。

感動の瞬間に立ち会った後は、梅の湯でひとっ風呂浴びて途中、高速のPAでうどん食って帰宅。

「指を痛めただけで、何も登れなかったけど良き一日だったよ。」
と思ってスマフォを見返すと1個だけ登ってた課題があったんだ。

ということで日本屈指の最高級な課題、ハスコラ5級はこちらになります。


途中、むさくるしい音が聞こえてくるので、音声はOFFでお願いいたします。

以上

0 件のコメント:

コメントを投稿

鳳来でコカ day2 12/10

かすかな希望を携えてコカday2。 有給での鳳来なもんだから誰もいない。 人間という生命体が自分1人だけの自然な空間でコカをひたすらバラしていた。 全てのバラしは完了したもんだからつなげてみる。繋がる可能性はまだ微塵にも感じない。でも絶望も感じていない。 多分、そのうちいける...