2021年5月21日金曜日

恵那

5月15日恵那。天気予報は曇り。最高気温は25度。湿度は結構高め。

まだまだシーズンは終わっていない。そう思いつつ、恵那の里エリアへ。

この日は、里エリアの初段以上の課題を触って、たくさん完登するぞと意気込んでいた。自分が思っていた以上に前日から鼻息は荒かったろう。その証左に朝目覚めたのは6時頃。朝、早すぎ。

朝食を済ませ6時半過ぎに家を出る。途中コンビニに立ち寄って恵那の記帳所には745分についていた。正直眠い。岩場で仮眠するか。しかし鼻息が荒いため眠ることもできない。

岩場につき、まずはツェバーバにトライする。自分は初段ぐらいサクッと落とせるクライマーにもうなっているんです。ホールドもポジティブだし、余裕そう。少しだけマントル周辺でアップをして、さっそくスタートからトライ。SDスタートだけど、まったく離陸できずに終了。クッソ悪くて笑った。可能性ほとんどゼロの状態でした。どうしたらこういう課題できるようになるんだろう。初段ぐらいサクッと落とせるクライマーでもなんでもなかったです。たんに鼻息荒い系クライマー。

ツェバーバには早々と見切りをつけて、過去敗退している飛行船へ。敗退したのは1年半前かそこら。そのころに比べて今の自分は保持力あり系クライマーにもうなっているんです。サクッと落とせるイメージしかないので、さっそくトライ。早々に中間部の左手カチどりまで到達する。ただ、カチとった後がいまいちうまくいかない。あーだこーだ試しているうちに気づいたら左手人差し指が裂けていた。突如到来した戦意喪失の波。まだ11時前ですよ。指皮終わるの早すぎ。メンタル大崩壊したので帰宅することも頭にちらつく。ただ、帰るのもあほくさいので、テーピングで応急処置。とはいえ、それまで満ち溢れていたやる気は戻ってこない。とりあえずそこら辺にある3~6級ぐらいの課題を登ってみる。

気が多少晴れたので、近くにある幾何学をトライしてみる。こちらはスタート時に身体が横の岩にあたってしまう核心。10トライぐらいして何とか初手を止めて完登。坊主を免れ多少メンタルを持ち直すことができた。



裂けた指は左手。どうせなら右手も捧げてこの日を終えるかと思い、ユビサキキにトライ。4回ほどトライして、手も足も出ないことを痛感した。カチが弱すぎて指は裂けるまでにも至らなかった。自分は自称カチラーだが、ユビサキキやフクベの冬の火、白川のアンタゴニストなどのリアルカチには全く対応できない。自分は単にピンチやスローパーに比べたらカチが多少得意といったレベルに過ぎないクライマーなのだ。情けねぇぜ。

ユビサキキの合間にデブリードマンをトライするも、こちらも意味わからず終了。下山がてら初段を触ろうと思い、ジェンガへ。ジェンガって結構簡単な初段って聞いたことがあるんですよね。岩の前に着くと先客がいるので、サクッと落としちゃうと嫌な感じのマウンティングおじさんになっちゃうなぁと思いながら、一緒に混ぜてもらうことにした。結果、ドハマり。誰だ、これを簡単って言っているやつ。結局1時間、いや、それ以上の時間を費やして何とか登れた。登れた時は安堵感しかなかった。



最後に、駐車場近くのフーとカケナガシをトライ。これらは全くできる気せず。

初段たくさん落とすぞーとかいって鼻息荒く岩場へ向かうのはマジでろくな事がない。これからはもっと慎ましく岩場へ向かいたい系クライマーになります。早々に指皮やられた割には17時ぐらいまでよく粘った。その点だけは評価できる一日。

ちなみにこの日の恵那は結構蒸してて、コンディション的にはもうシーズン終わりかけていた。虫も多くて、虫よけを持参忘れという致命的な失態を犯した自分にとっては本当に不快な環境。みんなは蚊取り線香と虫よけ忘れないようにね!

 

2021年5月9日日曜日

GWの外岩④

 GW最終日は鳳来へ。午前中、豊橋に用があったので次いでに鳳来って感じ。下道で豊橋から鳳来へ行ったけど1時間以上かかって萎えた。

ブログを書くのがやや面倒になったので一言で済ませます。


艶、トライして無事敗退!


あとは、備忘録。

  • 五月初旬でも鳳来はコンディションはそこまで悪くない
  • 梅の湯気持ちいい!

以上

GWの外岩③

 フクベ1泊2日の旅から二日間レストを入れて恵那へ。

6時半ごろに起床したので早めに出発。8時には記帳所着。この日は午後から雨がぱらついてきたので、後から考えると早めに来れたのは正解だった。

さて、本日のお目当てはカマイタチ。2週間前にロケッティアとかダイアモンドでもやりに行こうかと思い岩を探していたら、何故かたどり着いたのがかまいたちだった。何かの運命かもしれないので(ただただ迷ってたどり着いただけ)、その時は先客に混ぜてもらい試しにトライしてみた。3段という課題の割には一手一手のホールド感はポジティブ。全パートのばらしは比較的早く終わった。ただ、つなげると結構しんどい。そんな感じの課題。鳳来のカイエンやオークを何となく彷彿とさせる。

2週間前の感触が良かったので、落とせるのではないかと思い、この日、満を持して恵那にやってきたわけですよ。

ちゅうわけで他の岩には目もくれずにカマイタチ。9時頃からトライを開始する。下部パートを復習しながら指を温める。まぁまぁ動けるようになってから、核心の上部ランジの練習。こちらも二回ほど練習してコツを思い出せた。

てなところでつなげトライ開始。3トライぐらい連続で中間部で落ちる。前回は簡単にできてたところで落ちている。こういうのマジでメンタルにくる。ただ、つなげトライをするごとに身体が起き始めてきた感があった。

少しレストを入れればおそらくできるはずと言い聞かせ、15分ほど付近を散策しつつレスト。この日は少し寒くて足先も冷えていたため、散歩して足を温めたのは効果てきめんだったように思われる。

レスト後のつなげトライで何とか完登。ソロでハイボールを登れたことはめちゃくちゃうれしかった。そもそも登れる前は、上部に行ったシーンを想像しながら、落ちたらどうしたものか、いや落ちるわけはなかろうという自問自答を繰り返していた。

んなことがあったもんだから、登れた瞬間はマジでうれしくて、ソロなのに大はしゃぎしてた。もうすぐ37歳になるおじさん。37歳って文字に起こすと「あ、マジでもうおっさんやん」って思いますね。でもおっさん頑張りました。


カマイタチが登れた後に、ペシミスト登れたら、こいつは最高の休日やなぁと思い、ペシミストへ。こちらは指皮が瞬殺されました。マジ悲観。最近、カチが弱いので強化したいなぁ。

ペシミストをトライし始めた頃から、雨がぽつぽつと来たので、もう帰るかなと思い荷物をまとめて電波塔の駐車場へてくてく歩いて行ったが、途中、一抹の物足りなさを感じ、ダイアモンドとロケッティアを探しに行った。

少し迷子になりそうだったが、無事岩を発見。先客がおひとりいらしたので、とりあえずダイアモンドを混ぜてもらう。

ダイアモンドはオブザベ不足で中間部、やたらと時間がかかったけど何とかフラッシュ。久しぶりに初段フラッシュできてうれしす。


ロケッティアはですね、こちらはですね、おそらくですね、雨が降ってなければですね、完登できていたわけですね(完全に苦し紛れの言い訳)。どうにもこうにもロケット発射のランジがうまくいかず、リップを取り損ねて敗退。こうやって取りこぼしをしているのがマジで悔しい。カマイタチ登れていい気分のはずが、少し良くない気分で終わってしまって残念ではある。

GWの外岩②

前日に引き続きフクベへ。この日もややスロースタート気味でまずはミニハイカラ岩へ。

まずはSラインをやってみる。現地で同じ課題をやるとおっしゃっていた好青年のムーブをパクりながら中間部を何とか解決して、完登できた。前日坊主だっただけに少しうれしい。


移動。新下流エリアへ。新下流エリアはお初のエリア。

アリアーヌをトライ。スタートの左手ポッケが思いの外、持てるもんだから一気にリップに行けるのではと思い、トライしてみたら、結構簡単に行けた。これでいいのかは謎。家帰ってから、フェイスブックのトポ見たら、左上すると書いてあるので違う課題になってしまっているとは思う。違う課題っていうことならアリアーヌ直上とかいう感じですかね。リーチの長さによってグレード感が異なると思いますが、170CM以上ある人にとっては1級ぐらいなのかなと思いました。

そのあとは超魔界村SDを触る。こいつはしっかりと悪い。一手もばらせなかった。まぁそんなこともあるよね。颯爽と撤退しました。

最後にThe Sun。見るからに危険課題。ホールドは見るからにポジティブだけど、威圧的な風貌でトライするのをためらう。3トライで登れなかったら、帰りますと妻に宣言して、3トライ目に無事登れた。久しぶりにぞっくぞくする系の課題で登り終わった後の充実感たるやなんとも言えない課題でした。


これにてフクベの二日間は終了。
大した成果はなかったけど、ハッパマシンガンがTick List入りしたのが今回の収穫でした。

GWの外岩①

気持ちがいいくらい天気がいまいちな今年のGW。天気予報と睨めっこしながらいつ岩場に赴くかを見極めていた人も多いはず。岩三昧なウィークにしようと思っていたけれどそうはいかず、初日はジムへ行き、その後は二日間レスト。連休開始から4日目にしてようやくフクベで登ることができた。

せっかくの連休なので日帰り圏内でありながら、前日に美濃市でのホテル泊を選択。こうすると何となく特別感が出るからよい。

肝心のクライミング初日。天気は快晴。虫がぼちぼち出始めているけれど、気温はそこまで高くなく十分登れる環境だった。

朝はゆったり目のスタートで、まずはハッパマシンガンをトライしてみる。こやつは去年触っているがとにかく苦手意識が強い課題。ボディの強さとかヒールのテクニックとかいろいろ試される。

まぁ、できないだろうと思いながらアップがてらパート練。やっぱしいろいろできないなぁとなりながらも、身体が起き始めてからは意外にできるパートが少なくない。これ、ワンちゃんあるかもと思い、さらにばらしていく。すると全パートが解決する。

苦手課題に対応できていることに感動し、自分の成長を感じる。この勢いで一気につなげます。つなげトライ2回目。核心のガバ取り一歩手前まで行く。惜しいなぁと思いつつ、次はいけると確信して右手に目をやると薬指ががっつりペロスペローしてた。

2日間のお泊りフクベ。初日のまだ午前中ですよ。「指皮さえペロリしていなければねぇ」という言い訳ができたので迷わず撤退。とりあえず成長が感じられたので良かったねとポジティブシンキング。

この後は、妻の目標課題をサポート。朝顔や太平洋などをトライして、朝顔が登れていた。昔はできなかった課題をサクッと落としており、こちらも成長が見て取れて旦那としてはうれしい限り。

最後にシンバと冬の火を触ったけどこの二つはさっぱり。完全に坊主な一日で、幸先の悪いGWクライミング週間が開幕。

鳳来でコカ day2 12/10

かすかな希望を携えてコカday2。 有給での鳳来なもんだから誰もいない。 人間という生命体が自分1人だけの自然な空間でコカをひたすらバラしていた。 全てのバラしは完了したもんだからつなげてみる。繋がる可能性はまだ微塵にも感じない。でも絶望も感じていない。 多分、そのうちいける...