2021年11月28日日曜日

フクベ→豊田 2021/11/27~28

 21年11月最終週。この週末はかみ合わせがよくない。

土曜はフクベ。ラメントのエリアに初めて行ってみて、ウイメンを登り、その勢いのままいろんな課題を落とそうと前日から意気込んでいた。鼻息が荒すぎた。大体、こういう日はろくな事がない。

エリアには自分一人だけで、静かに集中してウイメンと対峙していた。結果、2時間もしないうちに、鳳来でぱっくりした古傷の左人差し指ぱっくりマンが、こんにちわし始めてきた。指皮に穴をあけるのは、向こう1週間のクライミングに影響が出るため、ご免被るということでウイメンは敗退。

あれだけ前日鼻息を荒くしてたからこそ、この敗退はメンタルに来た。とは言え、まだ12時にもなっていない時間帯。帰るわけにもいかないので、トポに記載のある初段の課題、玉虫を探してみる。が、まったく場所がわからない。トポの書いてある付近を探したけど、それっぽいのまったくなくね!?

岩探しでも敗退し、エリアを移動しようと車に向かう途中、当然だがラメントの岩がある。誰かいたらガルボでもやろうかなと思い覗いてみる。誰もいない。結構の高さのある課題。ソロではやめておくか。と思ったけど、ホールドはポジティブそうだからトライしてみる。これは3トライ目で上部まで突入したけど、手が悴んで危険を感じたため降りる。久しぶりに手の悴みを感じた。この感触が懐かしい。そんな季節が到来してきたんだなぁと実感。

次のトライでは手が悴む前に登り切ろうと思い、テンポよく上部に突入。ガバ地帯に到達した時点でかなり慌てた。前日もそうだし、この日の明け方も雨が降ってたフクベ。中間部までは岩のコンディションに問題はなかったがガバ地帯が濡れ濡れ。完全な向こう見ずでリップまで突っ込んだ。結果、何とか登れたが、正直危険をコントロールできてたわけではなく、いつ落ちてもおかしくなかったかもしれない。そんなクライミングをしてしまったことを少し反省した。

ちょいもやもやしつつ上流エリアへ移動。以前、敗退したエメルを今日こそ登るべく向かった。結果、めちゃくちゃ苦戦しつつ、何とか完登。あとで動画見返すと、クッソうるせーなと思うけど、大声出さないとやりきれない気分で核心の一手を止めた。



エメルもサクッと終わらせるつもりだったのに、超苦戦したのでこちらももやもや。もう少し登りたいと思い、バックドロップの岩へ。Tバックでもやろうかと思ったが、まだ登ってなかったバックドロップを触ることにした。こちらは一撃かとおもいきや、10回ぐらい打ち込んだと思う。選択すべきホールドをミスってたり、ムーブをミスってたり、足がすこすこ抜けたりと。最後に登れた時は、もう満身創痍の状態。結構、登りずらい1級課題だと思ったけど、まさかこんなに苦戦するとは。てことで、この日もはや定番となった「完登後にもやもや」をこの課題でも味わう。

もやもやしたままおわりたくないなぁと思い、枕岩とかUFO岩を見たけど、登る意欲もわかず雪も降ってきたためこの日は撤収。翌日、豊田でよきクライミングをしようと心に決めた。

そうして朝を迎えた日曜日。この日は神越でStormを登ることにした。

家でストレッチをして、松平地区のさらに先にあるパン屋「昇匠」でパンを大量購入。松平ICを降りて神越に向かう人にはここがおすすめ。隣にファミマもあるのでよいよ。

10時半過ぎにエリアに到着。ぼちぼち岩を触り始める。Stormの隣にあるビビン波を冷やかし程度に触りながらアップも済んだところで、いざトライ。完全に得意系かと思いきや、二手目のランジが悪い。色々と工夫して、二手目のホールドには完全に手がかかるようになったが、しっかり止まらないと指皮への負担がやばい。

ちゃんと止める気で、二手目を取りに行ったトライで左手中指の指皮がごっそり持っていかれ大量出血。めっちゃ痛い。この瞬間に超意気消沈。テーピングで応急的に止血をして帰宅。前日にウイメンで指皮を温存したくせに結局、今日ですべて台無しになるんかい!? 

もう、もやもやが昇華して、ぐちゃぐちゃな感情の中、帰宅。途中、紅葉の景勝地、香嵐渓を通ったが、観光客の波で鬼のような渋滞に巻き込まれ、イライラを増幅させて家路についたとさ。

とな感じで非常にかみ合わない二日間を過ごした。来週はもっと良い休日を過ごしたいもんだ。

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