2015年8月12日水曜日

日本のジムとアメリカのジム

8月の初めに日本へ帰国。
1年間という短いアメリカでの生活だったけど本当に楽しかった。
お邪魔したジムの数は、10店舗。

大した経験じゃないが、アメリカのジムは本当にいいジムが多かった。
以下、自分が感じた日本とアメリカのジムの違いをダラダラ書き出しました。


ジム代・Membershipについて

まずはジム代から。
アメリカのジムの大きな特徴は「月パス(メンバーシップ)を買うとかなりお得!!」ということだと思う。
自分がホームにしてたジムはたった$80で一ヶ月登り放題だった。
(ただし、NY、LAは$100近く掛かるので東京とはあまり変わりない。)

加えて大抵のジムには、Family menbetrshipという制度がある。
これは自分が既に月パスをもっていて、新たに家族が月パスを購入する際は30ドル近くディスカウントされるという制度。
ウチの場合、自分と嫁がジムの月パスを持っていたのだけど、自分は月々80ドル、嫁は50ドル払って月パスを手に入れることができた。二人併せてたったの130ドル。お得でしょ。

1日の使用料は大体$18~20ぐらい。この値段は日本のジムと同じかやや高いって感じ。
んなもんだから月に5回以上通うのであれば月パス買った方が断然お得なんですねぇ。

ちなみにアメリカは月パスを更新させる仕組もしっかりしてる。
まず月パスを購入するには登録料が60ドルぐらい掛かる。
そして月パスは自動更新。
月パスはいつでも止めることができるけど、止めた後に月パスを復活させる場合は、改めて登録料が取られる。

ホームジムとして定期的に通いたいという客は月パスを止めると損になるので、長期的に月パスを継続させることになる。
長期的に月パスを持ってもらう代わりに月額は安くしまっせっていう超絶Win-Winな関係。 しかも家族も上手く取り込んじゃうっていうね。


ジム初回手数料について

アメリカのジムで有り難い点は初回手数料というものが存在しないこと。
初めて行くジムでも1日の使用料($18~20)を払えばそれでOK。
それに引き換え、日本のジムでは必ずと言っていいほど初回手数料が1,000~1,500円位取られるよねぇ。
自分が今まで行ったことのあるジムで手数料とられなかった所は日吉のビッグロックぐらいだった。
いろんなジム巡りしてみたいと思っても、手数料とられるから懐が痛むんで、この制度どうにかしてほしいなと本気で思います。


ジムの広さ

アメリカのジムは言わずもがな広い。壁も高い。
ボルダー専門のジムというのが少なく、大抵のクライミングジムにはボルダリングエリアとロープエリアが併設されている。

加えて、日本のジムにない特徴としては、ジム内にフィットネスルームが併設されている点。
ランニングマシーンや筋トレ用の器具が配備されているのはもちろん、ヨガスタジオも併設されているのが一般的だ。

クライミングジムは登りに来るところなんだから、トレーニングマシーンはいらないでしょと思ったけど、結構これを重宝している人もいたみたい。


グレードについて

日本のジムって不思議なことに、グレードの難易度がジムによって見事にバラバラですよねぇ。
あのジムのグレードは辛いだの甘いだの、皆でよく話あったものです。
一方で、アメリカのジムは、どのジムも大体同じぐらいのグレーディングをしているように思えた。
V6の課題はどのジムに行っても同じぐらいの難しさだから比較がしやすくてありがたい。
なんで日本ってジムによってグレードの難易度が異なるんでしょうね。不思議。。。


ジムの数

アメリカでは日本ほどジムが乱立していない。
大都市ニューヨーク市ですら、クライミング専用ジムは5~6ぐらいしかない。
ニューヨーク市の面積は東京23区よりも少し大きいぐらい。
今や東京23区内には無数のジムが乱立していることを考えれば、ニューヨーク市のジム数が如何に少ないかがよく分かる。
ちなみにジム数が少ない代わりに一つ一つのジムが大きく、クオリティが高い。

数は一杯あるけど小さいジムが多い東京と、数が少ないけど大きいジムがあるアメリカ、一体どっちがいいのやら。完全に好みの問題ですね。



まぁ考えつく違いってそんなところですかね。
いずれにせよ、アメリカのジムは素晴らしかったですね~。

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