ボルダリングワールドカップでは安定した実力を発揮しており、アメリカでは無敵の女王。
そんなトップクライマーの彼女ですら、ワールドカップに出場するための旅費を捻出するには苦労するらしい。そこで彼女は今回、クラウドファンディングを通じて10,000ドル(約120万円)の寄付を友人やファンに呼びかけている。
https://usaclimbing.rallyme.com/rallies/1605/alexpuccio
正直、Puccio姉さんほどのクライマーが資金面に苦労しているという事実を知って驚いた。
トップクライマーにはクライミングメーカーから資金面での融通も受けているのではと思っていたからだ。
また、クライミングってまだまだマイナースポーツなんだということを改めて実感した。
ちなみに多くのクライマーがPuccio姉さんのクラウドファンディングが賛同していて、現時点(4月17日)で、すでに寄付額は6,000ドル近くに到達している。
一方で、このような動きには批判をしているクライマーもいるとのこと。
批判の内容はこちらの記事をご参照。
個人的には、クライマーが自分で資金調達の道を開き、努力していることはすごい偉いと思うし、こういう活動はクライマーの国籍を問わず応援したい。
あとはクライミング業界全体としてもっと出来ることがあるんじゃなかろうかと、素人的には思ったりする。
クライミング自体は、サッカーや野球などに引けをとらないエンターテイメント性があると思う。
ワールドカップやらジャパンカップ、その他諸々のコンペ見てても楽しいって感じるから。
最近見た動画で面白かったコンペは、SportivaのLegend Only 2014。
世界の激強クライマー野郎どもが、一撃必殺方式でかわるがわる課題にトライしているのはマジ興奮もの。
ただ、ワールドカップやらジャパンカップとかは、課題は見ててすごい面白いけど、その他の面でもっと視聴者から見て面白い大会にできるんじゃないだろうかとも思う。
競技方法や運営方法、放映方法など、抜本的に検討しなおしてもよい点は沢山あるんじゃなかろうかと。
あとは、クライミングやったことがある人はかなり多いけど、プロクライマーのかっこいい登りを見たことがあるって人は案外少ないんじゃないかな。
そういう初心者層にもっとアプローチして、クライミングファンになってもらい、お金を生み出すっていう仕組がまだまだ作れる余地はあるんじゃないかと思う今日このごろ。
まぁいろんなアイディア出して、クライミング業界がもっとリッチな感じになるといいね。
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