Circus bouldering - Is that even bouldering?
ボルダリングワールドカップを始めとしたコンペでは、外岩をイメージした課題よりも、ダイナミックで、複雑、まるでサーカスのような課題が増えていると、筆者は語る。
ジムでもそういう課題が増えている傾向にあるが、そのような課題はボルダリングと言えるのか? というのがこの記事のテーマ。
筆者は、それもボルダリングの一種だと結論づけている。
確かに最近ジムでもサーカス的な課題をたまに見る。
Vimeoに載っている以下の動画はホームジムのEarthreksの課題。まぁ確かにサーカスっぽい。
https://vimeo.com/123318706
https://vimeo.com/123342841
正直言うと、この手の課題に対して自分は苦手意識がある。
運動神経が悪いため上手くできないからだ。
ただ、こういうのを登れた時、というか、サーカス的なムーブに成功した時はかなり気分が良くなる。要は得意ではないけど、成功すれば「めっちゃえぇやん」って思えるんだから、こういう課題も好きってことだ。見てても面白いしね。
サーカスとは関係ないが「ボルダリングは1人でやるものだ」という固定観念を取っ払う課題も出てきている。
それが「Friend problem」(下の動画参照)。
これは二人一緒でないと完登できない課題のよう。これぞダブルス競技。
どこが発祥なのかわからんが、今年の1月に下の動画が公開されてから、ホームジムでもこういう課題がセットされていた。
さらにクライミングの壁自体もだいぶ色んなのがでてきてるよなぁと思う。ちょっと前のだけどDominion Riverrock Bouldering Bashの壁見た時は斬新だなと思った。
新しいスタイルの課題や、登り方、壁などについて「これはクライミングじゃない」と頭ごなしに言わないで、楽しめるんだったらそれでいいと思うし、クライミング業界としていいところをどんどん取り込んでいって欲しい。
ついでに言うと、3年後、5年後、10年後と、クライミングというスポーツが今後どういう形で変化していくのかが楽しみで仕方がない。
トラディッショナルな部分はしっかり残しつつ、新たなものが生まれるようなスポーツであってほしいな。
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