このジムは、不定期にボルダーのルートチェンジが行われる。
不定期と言ってもかなりの頻度。最近は週一でどこかしらの壁のルートチェンジを行っている。
ちなみに、全米でもトップクラスの広さを誇るこのジムは、ボルダーの壁だけでも8~10面ぐらいある。
セットは、ジム専属のセッターによるもの。
毎回違う趣向の課題を作ってくれて、常連を飽きさせない彼らの仕事には脱帽です。
そんなEarthtrek Climbing Center、課題のグレード決めに関して新たな取り組みを最近始めたようなんです。
それがこれ。
これ単なるボードだけど、ボードには新たにセットした課題の名前とセッターによる想定グレードが貼られている。
これに対して、客が課題を完登したら、自分の体感グレードと「面白さ」をチェックしていくという仕組だ。
5日間ほど、客にグレードをチェックしてもらったら、その結果をもとに各課題のグレードが決定される。
そんな仕組だから、例えばセッターがグレードをV6と想定した課題でも、客の意見を反映し、V7やV5に変わることがある。
自分的には、「この課題のグレードは甘い」とかぶつくさ考え、ボードに体感グレードを書くのはちょっとした楽しみだったりもする。
こんな風に客と一緒にグレードを決めるっていうのも面白い取り組みだと感じた。
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