江戸時代、下総国と武蔵国の境に流れる墨田川に架けられた大橋は、二つの国にまたがるため、両国橋と名付けられたという(Wikiより)。
そんな両国近辺が熱いんです。
まず、墨田川に架かる橋からはスカイツリーが見れます。夜は綺麗です。
両国近くの蔵前なんかは、東京のBrooklynとも呼ばれているらしいです。誰からそう呼ばれているのか知りませんが。
そしてClimbing Gym NICO。
浅草線 or 大江戸線の蔵前駅から歩いて約10分ほどの住宅街におしゃれなジムは佇んでいます。
NICOといえば、オープン当初からロッキーセッターチームがセットに入っており、巷では「ロッキー両国店」なんて呼ばれていたり、呼ばれていなかったりするジムですね。
そもそも、オーナーのお二人がその昔、ロッキーの常連でロッキーとのつながりが深かったことにも由来しているようです。
私もクライミングを品ロキで始めたころに、オーナーのお一人を羨望のまなざしで見ていたのを今でも覚えています。とにかく強かった。
がしかし、今回のセットから、セッター陣が変わったとのこと。
今回からはProset。IFSC国際ルートセッターである岡野寛さんとプロクライマーの松島暁人さんが率いるセット集団です。
そんなProがセットした壁がこちら。
壁は初心者壁、110度、バルジ壁、130度壁、垂壁の5種類。
正直店舗がこじんまりとしているので壁面積は大きくありません。
ただ、このジムのド真ん中に構えるバルジはかっこいいの一言。
ルーフから抜けは140度→130度→120度と変化していきます。
長さもかなりありいい。
課題は、最初にホールドをまぶしてからセッターによってテープが貼られているとのこと。各グレード、10本程度あります。
保持系の課題が多めで課題自体も面白い。
流行りの新しいホールドとかはないし、派手で斬新なものもないけど、そういうのに食傷気味な方にはおススメ。
ただ、距離感遠い課題が結構あったので、小さめの女子などには少しきつく感じるかもしれません。
確かに前回以前のセットよりも0.5ぐらい上がっているという印象。
でも品ロキなどとほとんど変わらないグレード感だと個人的には思います。
ジム自体はアットホームな感じで雰囲気はめちゃくちゃ良いのです。
オーナーの人柄がかなり良く出てて、おしゃれな雰囲気も楽しめます。
時間帯・曜日によっても異なると思うけど、基本的には混みません。
クライミング強くなりたい中級者で混雑しているところは避けたい方には特におすすめ。
一方で、初心者が登れる課題はそんなに多くないので、ほかのジムでレベルアップしてから行くといいのではないかと勝手に想像します。
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